TOP > クエについて
クエとは
スズキ目ハタ科の魚。地方によって呼び名が変わり、九州では「アラ」、関東では「モロコ」などとも呼ばれます。 関東以南の温かい海に生息します。
クエは非常に大きくなる魚で、大きいものは体長は1メートル以上、体重は20キロ以上にもなり、釣りファンを熱くさせる獲物となっています。
そんなクエは市場に出回る量が極端に少なく「幻の魚」といわれるほどで、キロ当たり1万円以上のものもある高級魚となっています。
クエの味

身は透き通るような白身で、プリプリと弾力があり歯ごたえがあります。お刺身にすると、しっかりとした食感と上品な脂、そして甘味と旨みが口の中にじわ〜と広がります。
また、身だけなく、皮や内蔵も絶品です。皮に近い部分はブルンブルンのゼラチン質が豊富でコラーゲンたっぷり。美容によいだけでなく旨みもたっぷり含まれています。
内蔵は鍋にしていただきますが、こちらもゼラチン質が豊富で、上品な脂と、凝縮・濃縮された旨みが口いっぱいに広がり、至福の時を味わえます。
クエの旬
クエは温かい海では一年中見かけることができますが、やはり旬は冬です。特に11月から3月頃までが、上品な脂と濃厚な旨みを味わえる時期です。
御前崎のクエ
クエは以前から御前崎でも獲れていましたが、漁獲高が10分の1落ち込み、幻の魚となってしまいました。

しかし平成17年、全国的にも珍しい卵から稚魚を育てるクエの完全養殖に成功しました。 その後、平成19年11月1日より御前崎市内の飲食店や宿泊関係者ら10店舗で「御前崎クエ料理組合」を立ち上げ、そのクエを仕入れて各店舗で提供し、「幻の魚」を「御前崎を代表するご当地グルメ」として広める活動を続けております。(当店は現在理事を務め、一昨年の試行期間、昨年の本格始動一年目とプロジェクト当初から参加しており、今後の発展、開発に努力しております。)

天然物は10キロ以上のものが主流で、さらに市場ではキロ1万円以上で取引される高級魚ですが、お出しする養殖物はあえて小さめの1Kg〜2Kgのクエを使い価格を抑えました。
また、小ぶりなので脂も乗りすぎず、プリップリの歯ごたえと上品な甘味、味わいを存分にお楽しみいただけます。
御前崎のクエも、旬は11月から3月の時期です。是非一度お召し上がり下さい。

【NEW】
相良港から天然のクエ(8kg)を入荷しました。

クエの料理法
- ■刺身
- プリップリの歯ごたえと、噛めば噛むほどじんわりしみ出る旨みを楽しめます。
- ■鍋
- 頭から尾まですべてを使い、クエを食べつくします。一度食べたらやみつきになる旨さです。
- ■しゃぶしゃぶ
- 少し厚めに削ぎ切りにし、昆布の出汁でいただく。適度に脂が落ち、旨みが凝縮されて美味しい。店主オススメの逸品。